2024年5月中旬・午後14:20頃・晴れ
山麓の山道(入山口の付近)で私が長時間トンボの撮影をしていると、すぐ横の林からノスリ(Buteo japonicus)が鳴きながら飛び去りました。
近所のカラスが目敏く見つけて、ノスリをモビング(擬攻撃)しに集まって来ます。
ノスリは鳴きながら林の上空を逃げ回ります。
この近くにノスリの営巣木がありそうだと以前から目星をつけていたので、林道を外れて雑木林にそっと入り、探索してみることにしました。
静かに薮漕ぎするのが大変で、なかなか進めません。
立ち枯れしたカラマツの高木を見上げると、いつの間にかノスリが後ろ向きで横枝に留まっていました。
白っぽい羽毛が風でなびいています。
モビングしてくるカラスに気を取られたノスリは、止まり木の下に忍び寄った私に気づいてないようです。
しかしカメラを向けた途端に前方に止まり木から飛び去ってしまいました。
その直後に至近距離からピーエ♪という甲高い鳴き声が繰り返し聞こえました。
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:22〜)
結局、今回もノスリの営巣木を見つけることはできませんでした。
繁殖期なので、親鳥を刺激してはいけません。
私もあまり無理しないで現場を離れました。
(雛が巣立った後に)ドローンを飛ばして上空から高木の樹冠を丹念に見て回れば、ノスリの古巣を効率よく探せるのかな?
0 件のコメント:
コメントを投稿