2024年6月下旬・午前11:05頃・くもり
山麓の農村部で広い裏庭の端っこにニホンザル♀(Macaca fuscata fuscata)が独りで座って休んでいました。
猿は正面からチラチラと私を見ていますが、実際にはだいぶ離れているので落ち着いています。
胸にあるやや長い乳首を見れば、経産♀と分かります。
右手を腰に回してボリボリと掻きました。
やがて立ち上がると、左へ歩き始めました。
ブランチの前菜は生野菜サラダから、という感じでしょうか。
初めはアザミの仲間かと思ったのですけど、アザミににしては葉に鋭いトゲがありません。
その場に再び座り込むと、何かを選び取って食べたのですが、カメラに背を向けているのでよく見えません。
ノブドウの若葉も少しだけ味見しました。(@2:19〜)
ニホンザルは菜食主義ではなく、雑食性です。
ノブドウの蔓にしがみついている緑色の芋虫(蛾の幼虫)を見つけると、蔓ごと左手で引き寄せて捕食しました。(@1:20〜)
濃い緑色の苦い内臓(おそらく糞の詰まった腸)は吐き捨てました。
他にもあちこちの植物から虫を手で器用に摘みとって食べています。
最後にヨモギの株からも何か小さな虫を捕食したようです。(@2:24〜)
例えばヨモギハムシかもしれない、と推測したのですが、食べても苦くないのかな?
ニホンザルは、なかなかバランスの取れたメニューを食べているようです。
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