前回の記事:▶ 山中の水溜りで泥水を飲むニホンザルの群れ【トレイルカメラ】
2024年6月中旬
シーン0:6/7・午後13:14・晴れ(@0:00〜)
シーン0:6/7・午後13:40・晴れ(@0:04〜)
明るい昼間にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。
山林に湧き水が年中滲み出す湿地があり、浅い水溜りを2台のトレイルカメラ(旧機種)で見張っています。
ニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の群れが水場に登場したシーンを以下にまとめました。
この期間、メインの監視カメラは夜だけ起動する設定にしていたので、昼間は全景を撮るもう1台のカメラでしか撮れていません。
シーン1:6/11・午後14:37(@0:07〜)
群れの本体は、奥の林道を左から右へ続々と遊動して行きます。
途中で道草を食っている個体もいます。(採食行動)
どこかでウグイス♂(Horornis diphone)の囀り や谷渡り♪が聞こえます。
シーン2:6/11・午後14:42(@1:07〜)
シーン3:6/16・午後13:55(@1:20〜)
5日後の昼下がりにもニホンザルの群れが水場を通過しました。
群れにはアルビノ(または白変種)の個体が混じっていました。
ニホンザル同士が小競り合いをする激しい悲鳴♪が響いた直後に(@1:27〜)、トレイルカメラの画角が急に左右に激しくぶれました。
群れ内で喧嘩になり、劣位個体がスギの木に登って逃げる途中でぶつかったのでしょうか?
それとも、悪戯好きの個体がトレイルカメラを取り外そうとして、ストラップやワイヤーロックを引っ張ったのかもしれません。
猿から手荒な扱いを受けても幸いトレイルカメラは壊されずに済み、画角も少しだけ左にずれただけです。
奥の林道を遊動する子ザルがキュルキュル、キャッキャッ♪と鳴いています。
シーン4:6/16・午後13:58(@2:20〜)
右へ遊動する個体の中には、子ザルを腰におんぶしている母親♀がいます。
奥の林道を左から来て立ち止まり身震いした個体は、どうやら黒い首輪を装着しているようです。(@2:40〜)
テレメトリー調査のために、GPSや電波発振器を内蔵した首輪なのでしょう。
シーン5:6/16・午後14:01(@3:20〜)
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
つづく→
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