2024/04/22

旧営巣地の巣穴に独り逃げ込んで周囲を警戒・籠城するニホンアナグマの幼獣【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年8月上旬・午後19:25・気温26℃ 

夜の旧営巣地に単独で戻ってきたニホンアナグマMeles anakuma)の幼獣が辺りを警戒しながら巣穴Lの奥に潜り込みました。 
しばらくすると、巣口Lから顔をひょっこり外に出しました。 
ところが、すぐにまた奥に引っ込みました。 
顔だけ何度も巣口Lから出し入れして、周囲の様子を伺っています。 
最後の最後にも目だけ巣口Lに現れました。 


【考察】 
この幼獣個体は、外敵の接近をひどく恐れていると言うよりも、兄弟姉妹と隠れんぼをして遊んでいるのではないか?という気がします。 
鬼役の追手が来るのを巣口Lで待ち構えているのではないでしょうか? 
あるいは例によって、独り遊びが好きな幼獣個体なのかもしれません。 
架空の敵と追いかけっこや隠れんぼをしているのかな? 
この後につながりのある出来事が何も撮れておらず、真相は藪の中です。 
問題は、幼獣4頭の個体識別が私にはできないということです。


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