2024年6月上旬
インターバル撮影の設定は前回と同じで、明るい昼間だけ(午前6:00〜午後17:30)1分間隔、4日間の記録です(6/4〜6/7)。
カメラ全体を透明プラスチックの防水ケースにすっぽり格納してあるのですけど、今回はその上に雨よけの庇を取り付けました。
持参した薄いプラスチック板をハサミで適当な大きさの長方形に切り、カメラの上部を覆うように屋根のように固定しました。
これだけでも効果は絶大で、雨の多い季節でもレンズに水滴が付くことが減りました。
設置した雨よけの庇が画面の上に写り込まないように、注意が必要です。
泡巣が溶けてモリアオガエル幼生(オタマジャクシ)が下の池に脱出するまでの経過も、できれば微速度撮影で記録したいのです。
関連記事(12年前の撮影)▶ 孵化直後のモリアオガエル幼生(オタマジャクシ)
肝心の泡巣作り(配偶行動)は主に夜間行われているようですが、残念ながらこのカメラには暗視モードがありません。
夕方から翌朝へと時間が飛ぶと、急に新しく泡巣が増えています。
撮れたタイムラプス動画をよく見ると、表面がまだ乾いていない新しい泡巣にシリアゲムシの仲間♀♂が何匹も群がっていました。
泡巣に口吻を突き刺して吸汁(食卵?)しながら、翅紋を誇示しているようです。
現場入りした際にその様子を実際に撮影したので、映像公開予定。
タイムラプス動画をスロー再生してじっくり見直すと、ちょっと面白い瞬間もいくつか撮れていたので、皆さんも探してみたください。
・ニホンカモシカ(Capricornis crispus)が池の岸辺(泥濘)を歩いて左から右へと横切る姿が写っていました。(@0:12〜)
池の水を飲みに来たのかもしれません。
カモシカも水浴するらしいのですが、私は観察したことがありません。
・モリアオガエルがレンズに跳びついた瞬間も撮れていました。(@2:24〜)
・池の水面ではカルガモ(Anas zonorhyncha)の群れが泳ぎ回っています。
つづく→
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