2024年10月中旬〜下旬
シーン1:10/18・午前7:31・晴れ・気温12℃(@0:00〜)
山中に広がる湿地帯にある水溜りSを自動センサーカメラで見張っていると、明るい朝からニホンカモシカ(Capricornis crispus)のまだ角が生えていない幼獣が登場しました。
岸辺で下草を食んでいるようです。
水溜まりSに入ると、前足で底の泥を掻いて遊び始めました。
最近は雨が少なくて、水溜りSは縮小気味です。
浅い水溜りSを深くしてから水を飲むのかと思いきや、匂いを嗅いだだけで口にしませんでした。
カモシカ幼獣は、手前の泥濘を歩いて右へ立ち去りました。
その間、奥の林道を左から右へ歩く別個体のカモシカが写っていました。
おそらく幼獣の母親♀なのでしょう。
成獣が林道沿いの枝葉に顔を擦りつけて、眼下腺からの分泌物でマーキングしました。
カモシカは少し離れた母子間で鳴き声(コンタクトコール)を発して、互いの位置を把握したりしないようです。
この時期のカモシカ幼獣は、母親♀から少しずつ離れて行動するようになり、いつの間にかはぐれて自然に子別れするのかもしれません。
どこか近くでカケス(Garrulus glandarius)が何度も鳴いていますが、姿は見えませんでした。
奥の林道を歩いて眼下腺で縄張り宣言する個体(母親♀?)を1.5倍に拡大してた上でリプレイ。(@1:34〜)
シーン2:10/18・午前7:35・晴れ・気温15℃(@1:53〜)
さっき右に消えたカモシカ幼獣が、右から戻って来ました。
右奥にもう一つ別の水溜まりNがあるのですが、なぜかそこでは水を飲んだり泥遊びをしたりしません。
水溜まりNが野生動物や野鳥に人気がないのはなぜなのか、不思議でなりません。
水場として水質に問題があるのでしょうか?
カモシカ幼獣は水溜りSの対岸を右から左にゆっくり歩きながら、下草を採食しています。
強い日差しを浴びて、カモシカの毛皮の色が白飛びしてしまっています。
シーン3:10/18・午前7:37・晴れ・気温17℃(@3:53〜)
水溜りSにジャブジャブ入ったカモシカ幼獣は、右前足で泥を手前に掻きました。
今度は泥水を少し飲んでから、方向転換して右へ戻って行きました。
シーン4:10/22・午後13:15・晴れ・気温15℃(@4:21〜)
カモシカ幼獣が次に水場に現れたのは、4日後の昼過ぎでした。
水溜りSの此岸で水面に口を付けて少し水を飲みました。
その後で、この日も前足で泥を掻き、独りで泥遊びをしました。
左手前に戻ってくると、ホオノキの幹の匂いを嗅ぎました。
成獣のカモシカなら、次に眼下腺でマーキングしそうです。
しかし、私はこれまで眼下腺マーキングをするカモシカ幼獣を見たことがありません。
幼獣はまだ眼下腺があまり発達していないのでしょうか?
母親♀の縄張りで幼獣が眼下腺で匂い付けすると、母親♀に対する挑戦と受け取られてしまうのかもしれません。
この日の幼獣は単独行動で、母親♀の姿は写っていませんでした。
※ カモシカが泥遊びをしたり泥濘を歩いたりする音が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
つづく→
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