2023年4月中旬
笹薮が生い茂る河畔林でオニグルミ大木の下にある大きな溜め糞場rpに通うホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)の記録です。
珍しく続けて早朝に来たシーンをまとめてみました。
これまで夜行性だったのに、生活リズムや巡回ルートを変更したのでしょうか?
シーン1:4/12・午前5:34・(@0:00〜)日の出時刻は5:06。
明るい早朝に左から登場したタヌキが、溜め糞rpの匂いを嗅いでから頭を上げ、右を見ながらヒューン♪と甲高く鳴きました。
パートナーを呼んでいるのでしょうか?
北西を向いて排便しながら身震いしました。
(糞切りをする尻尾の動きをしなかったので、脱糞しなかったかもしれません。)
左下に立ち去りました。
近くでウグイス♂が繰り返しさえずっています♪。
シーン2:4/13・午前5:02・(@0:31〜)日の出時刻は5:05。
翌日の日の出直前に左から来たタヌキは、溜め糞rpの匂いを嗅いだだけで左の笹薮に分け入りました。
途中で立ち止まり、痒い体を足で掻いています。
草丈の高い笹薮をタヌキが歩き回っても笹はほとんど揺れませんし、ザワザワと物音も立てることもありません。
ということは、笹薮の中に歩きやすい獣道ができているのでしょう。
シーン3:4/14・午前4:54・(@0:49〜)日の出時刻は5:03。
次の日も日の出直前の薄明に右からタヌキが溜め糞場rpに現れ、南東を向いて排便していました。
用を足すと左下に立ち去りました。
シーン4:4/17・午前5:12・(@1:17〜)日の出時刻は4:59。
3日後の明るい早朝に、タヌキaが右から登場。
溜め糞rpの匂いを嗅ぐと、南東向きで脱糞。
手前に茂った笹の葉がタヌキの肛門をうまいこと隠してしまい、大便の状態を確認できませんでした。
先行個体aが左に立ち去ると、入れ替わるように後続のパートナーbが右の笹薮から登場。
トイレの近くでおとなしく順番待ちしていたようです。
近くで笹薮が揺れるガサッという物音に一瞬たじろぎました。
警戒を解くと溜め糞rpの匂いを嗅ぎました。
タヌキbは排泄せずにオニグルミ大木の左に回り込み、笹薮の奥に姿を消しました。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
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