2023年9月下旬・午後12:30頃・くもり
里山で雑木林を抜ける細い山道の横、コケの生えた所から真っ白な男根状のキノコが2本にょっきり伸びていました。
採寸する代わりに右手を添えてみます。
キノコに疎い私はてっきり未熟なスッポンタケかと思ったのですが、粘液は分泌されておらず、表面は乾いていました。
私の鼻では無臭で、ハエなども集まってきていませんでした。
立派な方をGoogleレンズで画像検索してみたら、タケリタケ(Hypomyces hyalinus)と判明しました。
手元にあるキノコ図鑑には載ってない種類なのですが、他のキノコに寄生して成長するボタンタケ科ヒポミケス属のキノコらしい。
もう1本の小さな赤みのあるキノコの画像で検索すると、ベニイグチがヒットしました。
画像検索がどれだけ当てになるか分かりませんが、オニイグチ科のベニイグチを宿主として寄生したタケリタケが育ったのでしょうか?
しかし、今回見つけたキノコの形状はテングタケ類を宿主とした場合の「タケリタケ(猛り茸)」と似ています。
成長過程を微速度撮影してみたくなり、トレイルカメラを設置しようか迷いました。
しかし、ここは登山客が往来する山道なので諦めました。
こういうときに、興味があるキノコを周囲の土ごと掘り返して別な場所に移植しても、上手く育つのでしょうか?
やってみたことはないのですが、土壌環境や微気象が変わると菌糸の本体が弱ってしまう気がします。
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