2013年2月下旬
採食遊動する野生ニホンザル(Macaca fuscata)の群れの中で目立つ若い白猿(アルビノ)に注目してこの日は観察を続けました。
(群れについて歩きながら目移りしつつ他の猿も撮影していたので、全編通して本当に同一個体のアルビノかどうか確証はありません。)食欲旺盛で、貪るように採食に耽っています。
厳冬期を乗り切るためにはひたすら食物を摂取しないといけません。
冬芽や小枝だけでなく、木の幹(樹種不明)の樹皮に直接かじり付いて採食することもあります。
雪面に座り込んで、剥ぎ取った樹皮をもぐもぐ食べています。
白猿の背後に登場した(@5:15〜)母子で注目すべきは、子猿が自力で樹上採食を始めたことです。
1ヶ月前に観察した母子の樹上採食では、子猿は母猿の背中にしがみついて運ばれるだけで樹上採食を一切行いませんでした。
関連記事→「子猿を背負い雪山で樹上採食するニホンザル♀」ただの個体差や気温の違いかもしれませんが、この一月で子猿が成長したのでしょうか?
通常個体と比べ白猿(アルビノ)の瞳の色の違いに要注目です。
白猿は顔色のピンク色も他の猿より薄いですね。
ラストシーンでは白猿と首輪を付けた♀が雪原を並んで歩いて行きます。
もしかして血縁関係があるのか(親子?)気になりますが、DNA鑑定でもしないと分かりませんね。
同じ日に白猿の採食活動をハイスピード動画に撮った記事はこちら。
通常個体と比べ瞳の色の違いに注目 |
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