2024年7月下旬
シーン0:7/23・午前11:14・晴れ(@0:00〜)
明るい昼間にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。
山林の中に少し開けた湿地帯があり、湧き水が滲み出して浅い水溜りになっています。
水場に来る生き物を自動撮影カメラで見張っています。
翌日の深夜に2回登場したフクロウ(Strix uralensis)の暗視映像を以下にまとめました。
シーン1:7/24・午前0:46・気温24℃(@0:03〜)
水溜りSの中洲に降り立っていたフクロウが監視カメラをちらっと振り返りました。
ジャブジャブと歩いて深みに入水すると、洗顔を開始。
脚を泥水に浸したまま、周囲をキョロキョロ見渡し警戒しています。
少し飛んで対岸に上陸したところで、2分間の録画が終わりました。
この間、ヒィー、ヒィーと甲高い不気味な鳴き声が断続的に聞こえました。
トラツグミ♂(Zoothera aurea)が山林のどこかで鳴いているようです。
シーン2:7/24・午前3:49・気温24℃(@2:04〜)
(トラツグミの)さえずりは「ヒィー、ヒィー」「ヒョー、ヒョー」。地鳴きは「ガッ」。主に夜間に鳴くが、雨天や曇っている時には日中でも鳴いていることがある。(wikipedia:トラツグミより引用)
3時間後にもフクロウが水溜りSに来ていました。
中洲に降り立ち左に歩いて入水すると、すぐに洗顔開始。
中洲に上陸すると、足元の泥濘から嘴で何かを咥えてつまみ上げたものの、すぐに捨てました。(@2:52〜)
少し飛んで右岸に上陸すると、方向転換してから右上に飛び去りました。
今回もトラツグミ♂の鳴き声が断続的に聞こえています。
後半はヨタカ(Caprimulgus indicus jotaka)もキョキョキョキョ…♪と鳴き始めたような気がしました(@3:10〜)。
トレイルカメラ固有のノイズが耳鳴りのようにザ、ザ、ザ、ザ、…と絶え間なく混じっているので、そのせいですかね(幻聴)?
ちなみに、トラツグミやヨタカがこの水場に来たことはまだ一度もありません。
関連記事(同所で1ヶ月前の撮影:ヨタカの鳴き声入り?)▶ 水浴びの好きなフクロウ【野鳥:トレイルカメラ:暗視映像】
※ 行水の水音や鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
2回とも、フクロウは顔を洗っただけで、本格的な水浴行動はしませんでした。
つづく→
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