2024年7月下旬・午後14:00頃・晴れ
平地の二次林で立ち枯れした朽木(樹種不明)でルリボシカミキリ♀(Rosalia batesi)を見つけました。
幹に下向きで止まって触角を振り立てています。
腹端をヒクヒクと出し入れしていたので、産卵しそうです。
ところが、なぜか急に慌てて幹の陰に回り込んで隠れてしまいました。
枯木の幹を徘徊していた微小アリに噛まれたのかな?
側面から撮影した後に背面からも撮ろうとしたら飛び去ってしまい、その瞬間も撮り損ねてしまいました。
それでも、美しいルリボシカミキリと久しぶりに出会えて嬉しかったです。
『新カミキリムシハンドブック』でルリボシカミキリのホストを調べると、
♀は、朽ちた広葉樹の樹皮の隙間などに産卵
ホスト:ブナ・クヌギ・シラカンバ・カエデ類など広葉樹の不朽木(p52より引用)ルリボシカミキリ♀が来ていた朽木の樹種を知りたいのですが、生きた葉も枯れた葉も全く残っていないので、素人には難しいです。
なんとなくオニグルミやハリギリではないかと思うのですが、まだ樹齢が若い時期に立ち枯れしたらしく、樹皮の図鑑と見比べても、典型的な樹皮の写真とは違っています。
夏の二次林(雑木林)は樹冠に木の葉が鬱蒼と生い茂り、昼間も日光があまり射さず、薄暗いです。
林床にはわずかな木漏れ日しか射しません。
この木も日照不足で光合成が充分にできずに立ち枯れしてしまったのかもしれません。
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