2024年7月上旬・午後21:18・気温23℃
平地の二次林にあるニホンアナグマ(Meles anakuma)の営巣地(セット)をトレイルカメラで見張っています。
母親♀がミズキの木の下にやって来ると、寝ころがって(横臥)砂浴びを始めました。
幼獣が近寄って来ると、母親♀が念入りに対他毛繕いしてやります。
後から来た幼獣は、母親♀の体に尻を擦りつけて匂い付け(アロマーキング)したようです。
対物で行うスクワットマーキングによる縄張り宣言と似ていますが、アナグマの家族間で行う点が違います。
互いにアロマーキングし合うことで、結果的に家族内で各自の体臭を共有することになります。
「家族の絆」は嗅覚によって保たれているのです。
関連記事(1年前の撮影)▶ ニホンアナグマの幼獣から母親♀へのアロマーキング(匂い付け)【トレイルカメラ:暗視映像】
1.5倍に拡大した上でリプレイ(@1:00〜)。
つづく→
0 件のコメント:
コメントを投稿