前回の記事:▶ 池の底を歩き泳ぎ回るアカハライモリ
2024年7月上旬・午前11:55頃・晴れ
里山にある池の水中で食事中のアカハライモリ(Cynops pyrrhogaster)を見つけました。
口に何か黒っぽい大きな餌を咥えています。
腐った落ち葉などのデトリタスですかね?
しかし、ちょっと味見してから、デトリタスをほとんど食べずに吐き出しました。
餌を食べた瞬間を見逃してしまったのですが、落ち葉と一緒に何か小さい水生昆虫を捕食したのかな?
池の底に沈んでいたアカハライモリの下半身が浮力で浮かび、きれいな赤い腹面が見えました。
この模様で個体識別ができるのだそうです。
やがてイモリは水中を左へ移動開始。
手足を体の側面に沿わせて水の抵抗の少ない流線形になると、尾を左右にくねらせて素早く泳ぎます。
泳ぎに手足を使わないので、アカハライモリの手足に水かきはありません。
アメンボの幼虫やオタマジャクシ(カエルの幼生)がアカハライモリの近くに登場しても捕食しようとはせず、その下を潜って泳ぎ去りました。
もしかして、アカハライモリは水中のデトリタスを食べることがあるのでしょうか?
Perplexity AIの回答によると、
アカハライモリはデトリタス(水中の有機物のかけら)を食べるのではなく、肉食中心の食性を持っています。主にミミズ、昆虫(幼虫や成虫)、カエルの幼生、魚卵や同種の卵などを捕食することが知られています**。特に水中で動く小動物によく反応し、動く生き物を捕まえて食べる傾向が強いです**。 また、幼体の頃には小さな無脊椎動物などを食べ、成長すると食性が多様化し、肉食性が強くなります。泳ぎはあまり得意でないため、水中の底にいる獲物を主に捕食しています。 まとめると、アカハライモリは基本的に肉食専門に近い雑食であり、動く水生昆虫やミミズ、幼生などを捕らえて食べるため、デトリタスのような有機物のかけらを食べることは基本的にありません。 そのため、飼育下でも生きた昆虫やミミズ、小魚など肉食の餌を与えることが推奨されています。
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