2024年3月中旬〜下旬
シーン0:3/19・午後14:06・晴れ(@0:00〜)
明るい時間帯にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。
平地のスギ防風林で「根返り」スギの根元に掘られた巣穴aを自動撮影カメラで見張っています。
スギ風倒木の巻き添えを食って倒れた落葉灌木(樹種不明)が、毎年の雪圧に負けずに育って巣口aを取り囲むような「根曲がり」状態になったので、根曲がり巣穴aと呼んでいます。
まだ林床に残雪が少しあります。
ここで越冬していたニホンイタチ(Mustela itatsi)の姿が見えなくなっても、しつこく監視を続けています。
春の繁殖期が近づくと、何か野生動物が住み着くのではないかと期待しています。
シーン1:3/20・午後20:47(@0:03〜)
春分の晩に、倒木が散乱するスギ林に単独行動のホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が現れました。
手前の水平倒木を左から慎重に渡ってきたタヌキが立ち止まって倒木表面の匂いを嗅ぎ回っています。
監視カメラの存在に気づいたようで、方向転換して少し離れた位置から匂いを嗅ごうとしています。
結局、左の獣道に戻ってしまいました。
根曲がり巣穴aにタヌキは立ち寄りませんでした。
シーン2:3/25・午後20:37(@1:04〜)
5日後の晩にはタヌキが♀♂ペアでやって来ました。
後続個体はしばらく立ち止まっていたものの、根曲がり巣穴aには全く興味を示さず、跨いで通り過ぎました。
この根曲がり巣穴aは、もはや誰も使っていない偽巣のようです。
あまりにもあからさまに巣口aを狙う位置に監視カメラを設置しているので、警戒しているのでしょうか?
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
つづく→
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