2023年12月中旬・午後15:45頃・くもり
夕方に野生ニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の群れを追いかけて長時間の観察を続けてきました。
山麓のスギ植林地に入ったので、てっきりここが今晩寝る塒 なのかと思いました。
(過去にも同じスギ林に塒入りしたのを遠くから見ています。)
ところが、次第に群れは再びスギ林から離れて行くようです。
いくら私が慎重にゆっくり動いたとは言え、撮影のためにニホンザルの群れをしつこく追い回したせいで、警戒されてしまったのかもしれません。
それとも、スギ植林地には遊動の途中で寄り道しただけで、塒 入りする森はまた別にあるのかな?
暗いスギ林から続々と出てきた猿が、奥の土手に転がっている太い倒木の上を縦列で伝い歩きして水路の方へ登っています。
途中から走り出して、追いかけっこや取っ組み合い(格闘遊び)が始まりました。
倒木を挟んで対峙し、パラクールのような身軽な動きで飛び越えたり小競り合いしたりしています。
スギ林縁で下草の陰に隠れていた個体が土手を駆け上がりました。
別個体と追いかけっこ遊びが始まり、土手と林内を走って右往左往しています。
追いかけっこをしている個体が走りながら吠えるような鳴き声を発することがありました。
土手を登りきった水路のフェンス沿いでも複数個体による追いかけっこが元気に繰り広げられています。
※ 夕方のスギ林があまりにも暗いので、動画編集時に自動色調補正を施しています。
※ ニホンザルの鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
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