2024年2月中旬
シーン1:2/9・午後14:54・くもり(@0:00〜)
明るい日中にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。
平地のスギ防風林に根雪が積もっています。
スギの木が画面の手前から奥に向かって根こそぎ風倒したまま、長年放置されています。
そのような状態を根返りと呼びます。
その根元に掘られた「根曲がり巣穴」をトレイルカメラで見張っています。
この巣穴aにはニホンイタチ(Mustela itatsi)が越冬しているらしいことが分かっているのですが、最近はとんと姿を見かけません。
シーン2:2/19・午前1:15(@0:03〜)
今季は異常な暖冬で積雪量が少なく、10日間でほとんど溶けてしまいました。
「根曲がり巣穴」の巣口aは画面の左下付近にあります。
深夜に野ネズミ(ノネズミ)が現れました。
右から左へ、残雪の塊を乗り越えて進みます。
巣口aの手前で立ち止まり、しばらくカメラ目線になりました。
やがて露出した地面の匂いを嗅ぎ回り、左へ立ち去りました。
野ネズミがこれほど無警戒でうろつくということは、やはり捕食者のイタチはこの巣穴にはもう住んでいないのかもしれません。
つづく→
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