2020年8月上旬・午前00:25頃
深夜にヤマトシミ(Ctenolepisma villosa)の様子を見ると、ようやく餌皿の中に入り込んでいました。
赤外線の暗視カメラで食事シーンをそっと撮影してみましょう。
ペットボトルの蓋を再利用した餌皿は、直径3cm、深さ1.4cm。
日本語版wkipediaでヤマトシミを調べると、奇特な有志が飼育方法を詳しく書き残してくれていました。
それを参考にしながら適当にアレンジした今回の給餌メニューは、短く砕いたソバの乾麺、和風だし用の魚粉をひとつまみ、米糊を少々です。
最後の米糊は、電気炊飯釜の内側で米飯の澱粉がオブラートのように半透明に乾いた薄いシートです。
こんな粗食で生きていけるのなら、これほど楽な飼育はありません。
もし餌にカビが生えても、皿ごと捨てれば飼育容器内を楽に掃除できて、衛生状態が清潔に保たれます。
円筒形の飼育容器の蓋を静かに外してもヤマトシミは逃げ出さずに、じっとしていました。
背面から撮っても皿の中で動きがないので、本当に餌を食べているかどうかよく分かりません。
もしかすると、私の気配を感じて食事を中断し、警戒しているのかもしれません。
つづく→
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