2020年8月上旬・午後16:05頃・晴れ
道路沿いの電柱の天辺にハシボソガラス(Corvus corone)の幼鳥が独りで止まり、ひっきりなしに奇妙な声で鳴き騒いでいました。(多彩な鳴き方)
※ カラスの鳴き声がよく聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
嘴の中が赤いので、幼鳥と分かります。
親鳥が給餌に来るのを待っている間に、幼鳥は暇つぶしをしているのかもしれません。
ワイヤーやボルトなど電線を電柱に固定する器具を嘴でいじくり回して遊んでいます。
悪戯の合間に嘴を足元のワイヤーに擦り付けたり、足で顔を掻いたりしています。(@1:39)
そこへ蜂が1匹、左から飛来しました。(@1:50)
黒装束のカラスが蜂に刺されるかと内心期待したのですが、何事も起こりませんでした。
やや遠くて蜂の種類を見分けられません。
電柱の金具のボルト穴に興味を示したようなので、オオハキリバチ♀など借坑性のハチが営巣地を探索に来たのかもしれません。
それにしても、これがもしカラスの成鳥なら、私がこんなに近距離から長時間撮影していると、気まずくなって(警戒して)早々に飛び去るはずです。
カラスの幼鳥はヒトを未だあまり恐れていないというか、遊びに夢中でヒトなど眼中にないのかもしれません。
晴れていても風が強い日でした。
電柱を見上げながら撮影している私の体が強風でぐらついてしまうほどでした。
体幹の筋肉をもっと鍛えないといけませんね。
ハシボソガラスの幼鳥が電柱天辺の金具の隙間を嘴でつついたら、中に詰まっていたゴミ(小石?)がボロボロと落ちました。(@2:40)
こんな所に小石が詰まっているのは変なので、別個体のカラスがガラクタを貯食していたのかもしれません。
最後は鳴きながら電柱から飛び立ちました。(@4:09)
少し離れた隣の電柱に止まり直した直後に黒っぽい固形の糞をポロポロと排泄しました。(@4:21)
鳥は普通、飛び立つ直前に軽量化のため排便するはずなのに、意外でした。
幼鳥は想定外のことを色々とやってくれるので、見ていて飽きません。
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