2020年8月上旬・午後16:40頃・晴れ
風で揺れてもハエは飛んで逃げずに身繕いを始めました。
左右の前脚を擦り合わせたり顔を拭ったりと、化粧に余念がありません。
しばらく待ってもオオウバユリの花粉や花蜜を舐める行動は見られませんでした。
この夏はオオウバユリの送粉者を調べるため自生地に何度か通ってみたものの、しっかり吸蜜する訪花昆虫を一度も見かけませんでした。
やはり予想通り、薄暗いスギ林には昆虫があまりやって来ないのでしょう。
それとも、見に行った時間帯の問題かな?
しかし秋になると無事に結実したので、受粉を媒介する送粉者が来ていることは間違いありません。
もしかすると、虫媒花とは限らないかもしれません。(たとえばカタツムリ?)
9日後の8月中旬、オオウバユリの花が散った後に実が膨らんでいました。
その未熟果の天辺にもハエが休んでいました。
これは偶然でしょうか?
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