2022年10月下旬・午後16:30頃・くもり
夕方の山麓で野生ニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の群れと遭遇しました。
画面左の山側から右の谷側に向かって群れ全体は少しずつ遊動しています。
ニホンザル♀♂の排便シーンが撮れました。
映像の画質が粗いのは、かなり薄暗いからです。
ニホンザルは遊動中に便意を催したら、所構わず排便します。
決まった場所に溜め糞をしたり、糞便で縄張りを匂い付けしたりすることはありません。
シーン1:
里山から下りて来た若い♀がコンクリートの舗装路を走り去ります。
途中で座り込むと、地面に尻を付けたまま脱糞しました。
排便後に土手を駆け下り、スギの植林地に向かいました。
シーン2: (@0:30〜)
発情した成獣♂が舗装路の端で立ち止まり、スギ林を見下ろしながら排便しました。
ズームインすると薄暗いせいでカメラのAFピントが合わず残念でした。
脱糞後は走って土手を下り、スギ林に入りました。
すると猿の群れが興奮して激しく鳴き騒ぐ声♪がスギ林から辺りに響き渡りました。
※ 後半は動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
その後も山から降りてきたニホンザルが続々と杉林に入っていきます。(映像公開予定)
鬱蒼としたスギ林のどこに隠れているのか全く見えませんが、ニホンザルの群れはここで一夜を過ごすようです(集団塒 )。
塒入りする前に排便を済ませておく習性があるのでしょうか?
動画撮影直後に、ニホンザルが排便したばかりのほやほやの糞を写真に撮りました。
もしもフィールドでこの状態の糞を見つけた場合、我々素人にはニホンザルの糞と見抜くのは難しいですね。
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