2021年3月中旬・午後14:00頃・晴れ
繁殖池の岸辺に上がって産卵地点を物色していたヤマアカガエル(Rana ornativentris)の抱接ペア♀♂に、横で待機していた独身♂が気づいて泳ぎ寄り、♀に跳び付こうとしました。
水面にギラギラと反射する太陽が眩しくて浅瀬の水中が見えにくいのですが、挑んできたライバル♂を抱接♂が足蹴にしながら♀は逃げたようです。
独身♂は諦めが良くて、激しい蛙合戦にはなりませんでした。
産卵準備を邪魔された抱接ペアは水底に潜ってしまいました。
スロー再生すると、最後は独身♂が再びカップルに挑みかかったのではなく、元の縄張りに戻ろうと離れて行っただけなのに、抱接ペアは慌てて池の底に逃げて行きました。
ヤマアカガエルのあぶれ♂は池の岸辺に並んで♀を待機している癖に、いざ抱接ペアが現れても反射的に飛びつくだけで♀を強奪しようとせずに淡白なのが不思議でなりません。
あくまでも♀が単独で現れるのを待ち構えているのでしょうか?
カップルが成立した後は横恋慕しないという紳士協定が♂の間に交わされているのかな?
(♀が必要に応じて性フェロモンを出しているのだとすれば説明がつきそうです。)
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水面にギラギラと反射する太陽光が眩しくて閉口したので、この撮影後にカメラのレンズに円偏光(CPL)フィルターを装着しました。
しかし、付けたら付けたで望遠側にズームすると像が滲む副作用が現れるので、一長一短です。
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