2024年7月下旬・午後14:25頃・晴れ
郊外の農道を歩いていた私の上空を2羽(以上?)の猛禽が飛び回っていました。(映像公開予定)
農地を取り囲むスギ防風林の天辺に留まった猛禽にズームインしてみると、その正体はノスリ(Buteo japonicus)でした。
カメラを向けた私を警戒したのか、1羽はすぐに飛び去ってしまいました。
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイすると、翼の下面にあるノスリ特有の斑紋をしっかり確認できました。
飛び立つ寸前に鳴いていました。
しばらくすると、別個体と思われるノスリがスギ高木の天辺に留まりました。
風で揺れる止まり木でなんとかバランスを保ちながら、嘴を開閉して大声で鳴き続けています。
ピーエ、ピーエ♪と甲高い声で近くにいる別個体と鳴き交わしているようです。
周囲ではヒグラシ♂やアブラゼミ♂が賑やかに鳴いています♪
私が少し遠ざかってクリの木陰に移動しても、ノスリは私の方を向いて鳴き続けています。
もしかすると私に対する警戒声なのかもしれない、と気づきました。
ノスリは鳴き声のバリエーションが乏しくて(ワンパターン)、鳴き声にどんな意味があるのか、その時々で解釈が難しいのです(忖度が必要?)。
ノスリの繁殖期はもう終わり雛が巣立った後だと思うのですけど、営巣木が近くにあるのでしょうか?
ただの縄張り宣言なのかもしれませんが、念のために(ストレスを与えないように)、ノスリが陣取るスギ防風林から離れることにしました。
繁殖期の終わったカラスも遠くでのんびり鳴いているだけで、ノスリを追い払うモビングに来ることはありませんでした。
長年このスギ防風林でノスリの巣を探し続けているのですけど、林内で下から見上げても、どうしても見つけることができません。
オフシーズンにドローンを飛ばして上空から丹念に偵察すれば発見できるかな?
つづく→
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