野生ニホンカモシカとの最接近遭遇
2009年10月上旬
林道の向こうからブラブラ歩いて来る獣の姿に珍しくこちらが先に気づき、立ち止まって撮影開始。
「森の賢者」とも呼ばれるニホンカモシカ(Capricornis crispus)ですが、視力が悪いのだろうか。
こちらは風上に立っているのに約10m手前まで近付いてくれました。
この個体はヒトを見たことが無いのかもしれない。
にらめっこの末、カモシカは身を翻すと蹄を蹴立てて走り去りました。
パカラッパカラッ・・・。
とても貴重な体験ができました♪
【追記】
この個体は右耳に切れ目が入っている点が特徴的です。
おかげで素人の私でも個体識別できそうです。
3年後に嬉しい再会を果たしました。→「耳欠けニホンカモシカと遭遇」
目撃地点を思い出しても、「あの辺一帯を縄張りとしてるのねー」と辻褄が合います。
しぐまさん
返信削除木化けでもしていたのですか。
こんなのに顔合わせできるとはすごい。
コメントありがとうございます。
返信削除とてもラッキーでした。
私の印象では、例外的にボンヤリした(目が悪い?)個体だったのではないかと思ってます。
山中でハンターに撃たれないよう派手な色のウィンドブレーカーを着て、見通しの良い林道の端に静止していただけです。
普通なら向こうから見えなかった筈はないと思うのです。