2011/01/11

ジョロウグモの卵嚢作り




2009年10月中旬

産卵を終えるとジョロウグモ♀(Nephila clavata)は再び卵嚢を紡ぎ始めました。
左右の第4脚で交互に糸疣から糸を引き出し、卵塊の上に貼り付けていきます。
糸は縮れているので、ふわふわのクッションで覆われていきます。
冬越しに備え、いかにも断熱効果がありそうです。
ときどきコンクリート天井に糸疣を擦り付けて糸を固定します。
網を作るときに使う糸とは別な糸を卵嚢専用の糸腺(葡萄状腺、管状腺)から吐くのだそうです。
つづく




0 件のコメント:

コメントを投稿

ランダムに記事を読む

  • クヌギの木に群がるマイマイガ(蛾)老熟幼虫16/08/2014 - 0 Comments
  • 杉林の下草を採食するニホンカモシカ(耳毛カール)01/02/2015 - 0 Comments
  • 川沿いの林床で鳴く♪ハシボソガラスの巣立ち雛(野鳥)25/07/2019 - 0 Comments
  • スジアカハシリグモ(蜘蛛)幼体20/03/2011 - 0 Comments
  • 脱皮前の眠で微動だにするタケカレハ幼虫(蛾)03/02/2012 - 5 Comments