2009年10月上旬
クズの葉に開いた穴からカンタン♂(Oecanthus longicauda)が顔だけ出して鳴いていました。
葉裏から忍び寄って接写してみると、黒い腹面だけ撮れました。
こちらの気配を感じたのか、すぐに鳴き止んでしまいました。
他のアングルからも撮ろうとしたものの、警戒して逃げられてしまいました。
【追記】
『なく虫ずかん』p29の解説によると、コオロギ科のカンタンは
葉の破れから頭を出して、鳴く癖があります。音の向きや大きさを調節しているのかもしれません。カンタンの声がどこから聞こえてくるのか、分かりにくいことも関係ありそうです。
『クワガタのいるところを教えましょう』という本p73に意外な記述を見つけて驚きました。
クズやヨモギなどの植物上にいて、アリマキ(アブラムシ)なんかを食べている。♀は草の茎の中に産卵する。
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