キアシナガバチの巣で越冬していたナミテントウ二紋型
2009年11月上旬
軒下から採集したキアシナガバチ(Polistes rothneyi)の巣を調べていたら、二紋型ナミテントウ(Harmonia axyridis)が紛れ込んでいました。
採集前の映像を見直すと確かに巣柄の近くにこのナミテントウが写っていました。
越冬地を求めて寒風を凌げる育房に潜り込んでいたのだろう。
ペン先などで突付いても育房から出てこないので、暖かい吐息を吹き込んだらモゾモゾと動き始めました。
まるでイソップ童話『北風と太陽』みたいです。
ピンセットで摘んで仰向けにすると、しばらく死んだふり(擬死)してから翅を広げる力を利用して起き上がりました。
最後は翅をパカッと広げて飛び立ちました。
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