2010年11月中旬
(つづき)
脱糞していたナナフシ(前編記事はこちら→)を捕獲して少し遊んでみました。
右の後脚を根元から欠損していますが、最近の怪我らしく再生肢は見られませんでした。
手荒に扱うと脚を自切しそうなので注意しました。
方眼紙上に乗せて採寸すると、体長51mm。
起き上がり運動を観察しようと仰向けにして置いてみました。
しかし気温が低いせいか(10℃)自力では起き上がれません。
そのうち諦めたのか動かなくなりました。
手で起こしてやると、ゆっくり歩き始めました。
西日が当たり、歩く影がお洒落です。
こんなスローライフの生き方もあるのですね。
口器や髭の形状も面白いです。
ピンセットで翅を広げると、紅色の後翅を拝めました。
種類の見分け方は次の本を参考にしました。
『ナナフシのすべて』 トンボ出版 p25
(翅の模式図だけ合致しない?)←前翅の図だった。
ヤスマツトビナナフシは♀だけで単為生殖するのだそうです。
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