2011/02/12

キアシナガバチ標識個体の再捕獲



2009年10月中旬

17日ぶりの定点観察。
営巣末期のキアシナガバチPolistes rothneyi)は集団で巣の上部で身を寄せ合っているだけで何の活動もありません。
そのままでは互いに折り重なって個体識別できないので、今回も簡易ガス室で一斉捕獲しました。
炭酸ガス麻酔下で確認すると、この日の在巣個体は♀ばかり計8匹(桃黄、赤紫、緑水、水白、桃銀、銀、白茶、金青)。
前回マーキングした♀で3匹(桃水、緑黄、金銀)が居なくなっていました。
ワーカーが寿命を迎えたのか、それとも既に越冬に備え新女王の分散が始まっているのだろうか。
気になる点として、どうやら油性ペンの金や銀は塗料が剥げ落ちやすいようです。
今後は使わない方が良いかもしれない。
麻酔から醒めつつある蜂の翅をピンセットで摘むと反射的に腹部を曲げ毒針を出しました。
点検が済んだ蜂は一匹ずつ巣に戻してやります。
最後の一匹は自力で飛んで帰巣しました。
いよいよアシナガバチのシーズンも終わりに近付いています。 


※ ちなみに♀銀は8月下旬にマーキングした個体で、当時はワーカーだと思っていたのでこの時期まで生き残っているのは意外です。
実は新女王なのだろうか。
私には外見では見分けられません。
標識作業の際にうっかり指先を刺された蜂なので、印象深い個体です。

つづく→シリーズ#33

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