2009年5月上旬深夜
女王様の寝起きドッキリ。
「おはよーございます!(声をひそめて)」軒下に営巣中のアシナガバチを発見。
「只今の時刻は夜中の・・・」
「可愛い寝顔ですねー。全然起きませんねー」
フタモンアシナガバチ(Polistes chinensis antennalis)ではないかと予想を付け、狭い隙間にカメラを捻じ込んでようやく腰の二紋を確認できました。
この女王は前年初期巣の段階で何らかの理由で放棄された巣(廃巣)をそのまま再利用し拡張している点が興味深いです※。
※ 一般的にアシナガバチ女王は前年の古い巣を再利用せずに一から自分の巣を造ります。
アシナガバチの創設女王は夜間休む時も常に巣柄の方に頭を向けてアリなど侵入者への警戒を怠りません。
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