2011/01/28

ルリハムシ幼虫の分泌液



2009年6月下旬

飼育中のルリハムシLinaeidea aenea)幼虫を久しぶりに観察したら大きく育っていました(二齢?)。
尾端を吸盤のように葉に吸い付かせ、3対の胸脚で尺取虫のように歩きます。
ピンセットの先で突付くと背側二列に並ぶ各体節の突起から透明な液体を分泌しました。
特に匂いは感じませんでした。
身を守る毒液なのだろうか。
それとも、アリに放牧されているアブラムシが触角で叩かれると甘露を分泌するのと似た現象なのだろうか。
繰り返し刺激されると分泌が鈍るようです。
個体差なのか、余り汁を出さない個体もいます。


〈追記〉
その後忙しさにかまけて食べ盛りの幼虫のために餌(ヒメヤシャブシの葉)を用意してやれなくなり、蛹化する前に全滅してしまいました。南無

シリーズ完。




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