2010年8月中旬
最後の竹筒R4も入口(内径7mm)は閉鎖済みです。
竹を割ってみると、奥の方は竹の髄が残ったままで蜂に利用されているのは前半部だけでした。
営巣を始める前に中をよく掃除しなかったのだろうか。
泥の隔壁は巣口も含めて4枚。
奥の独房2つに前蛹が一匹ずつ見つかりました。
頭は入り口の方に向けています。
前蛹bはどうも痩せている気がするのだが、貯食物の量が不足していたのだろうか。
単に発達段階の違いかもしれない。
それとも雄蜂なのだろうか。
一般にオオフタオビドロバチ♀(Anterhynchium flavomarginatum)は竹筒内で奥から順に巣作り産卵するが、入口に近い方の独房に♂の卵を産下する傾向があるそうです。(←うろ覚え。要出典)
このまま蜂の子を飼育してみます。
(つづく)
カラー自然シリーズ49『ハチのかんさつ:竹づつにあつまるハチたち』p14によると、
繭を作り終えた幼虫を、前蛹虫と読んでいます。前蛹虫は幼虫のように動き回れません。オオフタオビドロバチの前蛹虫は、体が扁平になり、皮膚が硬くなります。
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