キアシブトコバチの羽化
2009年7月上旬
野外で採集したヒョウモンチョウの一種(ミドリヒョウモン/メスグロヒョウモン?)と思われる垂蛹の一つが、他の蛹と比べると矮小化していました。
黒化したものの、蛹を透かして見ると中身が萎縮していました。
寄生を疑い、密閉容器に隔離して何が羽化するのか待ちました。
初めて見る可愛い蜂でしたが、調べてみるとキアシブトコバチ(Brachymeria lasus)という寄生バチらしい。
鱗翅目(蝶、蛾)の蛹に寄生することが知られているそうです。
《追記》
同じ場所で採集したもう一つ別の垂蛹(これは正常の大きさだった)からも本種が羽化しました(映像なし)。
寄生率の高さを窺わせます。
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