2011/01/26

キアシブトコバチの羽化





2009年7月上旬

野外で採集したヒョウモンチョウの一種(ミドリヒョウモン/メスグロヒョウモン?)と思われる垂蛹の一つが、他の蛹と比べると矮小化していました。
黒化したものの、蛹を透かして見ると中身が萎縮していました。
寄生を疑い、密閉容器に隔離して何が羽化するのか待ちました。
初めて見る可愛い蜂でしたが、調べてみるとキアシブトコバチBrachymeria lasusという寄生バチらしい。
鱗翅目(蝶、蛾)の蛹に寄生することが知られているそうです。

《追記》
同じ場所で採集したもう一つ別の垂蛹(これは正常の大きさだった)からも本種が羽化しました(映像なし)。
寄生率の高さを窺わせます。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ランダムに記事を読む

  • モリアオガエルの泡巣で吸汁するホソヒラタアブ♀と食卵するアリ23/02/2024 - 0 Comments
  • ブヨを捕食するウスリーハエトリ♀(蜘蛛)27/07/2013 - 0 Comments
  • カブトムシ♂が昆虫ゼリーの容器を持ち上げる奇行03/02/2015 - 0 Comments
  • クサフジの花蜜を吸うシロスジヒゲナガハナバチ♂22/08/2014 - 0 Comments
  • ナミテントウ終齢幼虫の徘徊27/07/2018 - 0 Comments