2011/01/02
コガタスズメバチの門衛
2010年7月上旬
コガタスズメバチ(Vespa analis insuralis)の巣の定点観察。
巣口から常に門衛が顔を出して辺りを見張っています。
厳重に門番して蟻の這い出る隙も無いかと思いきや、そうでもないようです。
極小のアリが巣内から這い出ましたが、門衛は僅かに反応を示しただけで攻撃を加えることはありませんでした。
他のワーカーが帰巣すると、門衛とキスしています。
成虫間の栄養交換、あるいは挨拶でしょうか。
狩りで仕留めた獲物を咥えたワーカーが帰巣すると、巣口で門衛に肉団子を口移しで分配しました。
咀嚼および幼虫への給餌を分担するようです。
出巣の際にも門衛とキスを交わしています(お出かけのキス)。
(つづく)
登録:
コメントの投稿 (Atom)
ランダムに記事を読む
01/03/2011 - 0 Comments
13/09/2023 - 0 Comments
10/09/2020 - 0 Comments
07/09/2013 - 0 Comments
19/11/2019 - 0 Comments
0 件のコメント:
コメントを投稿