2008年9月中旬
死んだヒミズ(Urotrichus talpoides)の肉を目当てにキイロスズメバチ(Vespa simillima xanthoptera)も繰り返し飛来しました。
キンバエは一目散に逃げ出したのに、ヨツボシモンシデムシは平気で死骸の運搬作業を続けます。
キイロスズメバチにとって、甲虫は狩りの対象にならないのだろうか。
結局、キイロスズメバチは肉団子を作ることなく飛び去りました。
新鮮な死肉ならばスズメバチも巣に持ち帰るのだろうか。
【追記】
三枝聖『虫から死亡推定時刻はわかるのか?―法昆虫学の話』によると、
スズメバチのなかまが、死体の腐敗分解で生じたアルコールに誘引されることもあるので、死体発見現場で遭遇することもまれではない。 (p51より引用)
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