2010年11月中旬
初冬に雑木林を歩くと目の前から次々と褐色の地味な蛾が飛び立つのですが、なかなか止まってくれません。
この個体だけが下草でじっとしていてくれました。
前翅長約15mmのクロスジフユエダシャク♂(Pachyerannis obliquaria)。
羽毛状の触角が実に美しい。
蛾眉というと美人の形容詞ですけど、実際の蛾では通常♀の性フェロモンを感知するために♂の方が発達した触角をもちます。
拝顔するとどうやら口吻は退化しているみたいです。
何故かすごく大人しいので、図々しく手乗りまでしてみました。
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