サジクヌギカメムシ♂ の歩行
2010年11月中旬
山中の建物の壁際に数匹のカメムシが張り付いているのを発見。
越冬のための集結というほどではありません。
一匹を接写し始めると、口吻の先を地面に軽く付けながら歩いて行きます。
尾端にある上向きの突起(二股に分岐)は何だろうか。
詳しくないのですが、これが♂の交尾器だとすると、交尾節中央突起が匙状であることからサジクヌギカメムシらしい。
気門が黒くありません(体色と同じで不明瞭)。
秋の個体は脚が赤くなるそうです。
この個体は触角が欠損しているのだろうか。
採集して肝心の腹面をしっかり撮るべきでした。
【参考】
『札幌の昆虫』 p79
0 件のコメント:
コメントを投稿