2010年6月中旬
柳の木の上に鳥の巣を発見。
しばらく眺めていても親鳥が居ないようなので、よじ登って調べてみました。
巣の直径は約40cm。
沢山の枯れ枝を密に組み合わせお椀状の巣が作られています。
残念ながら中に卵や雛は居ませんでした。
後日再訪しても主は不在だったので、古い巣なのだろうか。
それとも作りかけ?
図鑑で調べてみると、素人目にはカラスの巣と似ている気がします。
平地なのでハシボソガラスかな?
≪参考≫ 『日本の野鳥:巣と卵図鑑』 世界文化社
【追記】
『カラスは街の王様だ』p13によると、
ハシボソガラスの巣は落葉広葉樹やマツなどの明るい樹枝上に割と開放的に作られるのに対し、ハシブトガラスではクスなどの常緑広葉樹の樹冠部の茂みにひっそりと作られる傾向がある。(中略)巣の高さは、警戒心の強さを反映してか、一般にハシブトガラスの方が高い。同書p143によると、
カラス類では、偽巣と呼ばれる、実際には使用しない巣を造ることがよくある。
『カラスの思惑』p22によると、
カラスは4月から5月にかけて卵を産み、かえったヒナを7月の初めごろまで巣で育てる。
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