2010年7月上旬
道端に生い茂ったススキに葉裏で脱皮しているフキバッタの一種を発見。
終盤のようで、脚が固まるのを待っています。
成虫への羽化なのかもしれませんが、成虫も翅の短い種類なのでよく分かりません。
腹端を抜け出る肝心の瞬間を撮り損ねてしまいました。
痛恨のミス...。
本来は三脚を立てて脱皮の過程を望遠で監視すべきでしたが(早回し映像作成)、この日はあまりにも暑くて頭がぼーっとしてしまい、雑な撮影になってしまいました。
マクロレンズ装着で不用意に近づき、撮影に邪魔な手前の葉を折っていたら警戒したフキバッタがスルリと脱いで逃げられてしまいました。
「♪緑の中を走り抜けてくバッタがおるでぇ~」と古い替え歌を口ずさみながら、記念に脱皮殻を採集して持ち帰りました。
【追記】
改めて映像を見直すと、翅のようなものが見えるので、成虫への羽化かもしれません。
『カラー自然シリーズ44:バッタのくらし』によると、
成虫になる最後の脱皮を羽化といいます。(中略)フキバッタの成虫には、他のバッタのような長い羽は見られません。小さな褐色の羽が、成虫のしるしです。
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