巣穴を拡張するフタスジスズバチ♀
2010年7月上旬
小さな祠の板壁北面で最近ずっと節穴を物色しつつ探索飛行していたヤマトフタスジスズバチ♀(Discoelius japonicus)が、遂に営巣を始めたようです。
地上60㎝にある直径3.5㎜の虫孔に頭を突っ込み、拡張作業していました。
落ちた木屑が下に溜まっています。
最後は胸部全体が穴に入りました。
中は暗闇なので触角だけを頼りに作業しているのでしょう。
ようやく一段落すると巣穴の傍で身繕いし、定位飛行と点検を繰り返してから飛び去りました。
気温25℃。
営巣行動のどの段階なのか撮影時は分からなかったのですが、貯食および産卵は既に済ませていたことが後に判明しました。
EVC(巣口に設けられた空室)を掃除していたのだろう。
(つづく)
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