2007年5月中旬
(背側がちゃんと撮れてないので、蚊の種名は自信ありません。)
雑木林で左腕を喰われました。
拳を握って腕の筋肉に力を入れると刺している口針が抜けず蚊は逃げられません。
後半は腕の力を抜き、存分に吸血させてみました。
極細の口針を覆っていた鞘は吸血時に「く」の字状に折れ曲がります。
獲物の皮膚から針を抜くと鞘は真っ直ぐに戻ります。
【追記】
ヒトスジシマカ(Aedes (Stegomyia) albopictus)の生活史を見事な生態写真で解説した絵本、キンダーブック しぜん『か(蚊)』によると、
吸血のための口吻は、5つのパーツからできています。皮膚を切り裂く2枚の小顎、ストローの役目をする上唇 、それを覆う2枚の大顎、唾液を送り込む下咽頭 、さらにこれらを鞘のように包む下唇 からできています。(p28より引用)
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