2008年8月中旬
雑木林の枯れ木にて発見。
美しいルリボシカミキリ(Rosalia batesi)を見るのもカミキリムシ♀の産卵行動を見るのも全く初めてだったので、大層嬉しい出会いでした。
私に警戒して幹を駆け上がり、反対側に回り込もうとします。
大顎による産卵加工を行わず、黒い産卵管を伸ばして幹の割れ目に差し込むだけのようです。
撮影後に採集しようと試みたものの、擬死落下して見失ってしまいました。
樹種は不明です。
完全に枯死して手がかりとなる葉も残っていませんでした。
プロは樹皮の様子などから分かってしまうのでしょうか。
『へなちょこカミキリロード:初心者のためのカミキリムシ入門』p87によると
カミキリムシを貯木場(土場)で探す場合、おおむね新鮮な材に集まる傾向が強いが、ルリボシカミキリの仲間は古い材を好む。これは材から発散される誘引物質の影響と思われる。
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