倒立して体温調節するマユタテアカネ未熟♂
2008年8月上旬
トンボは未だ勉強不足で詳しくないのですが、写真判定で胸部側面の模様と色、顔にある麻呂のような点状の眉、および尾端の形状などからマユタテアカネ(Sympetrum eroticum eroticum)の未熟な♂と分かりました。
葉に止まっていたトンボの姿勢が徐々に逆立ち状態に変わります。
これは体温調節のためと言われています(オベリスク姿勢)。
腹端を太陽に向け少しでも直射日光に当たる面積を減らそうとしているらしい。
昼前(午前11時)の強い陽射しで暑過ぎたのでしょう。
トンボの影に注目すると、その面積(日照面積)が最小になっていることが分かります。
しかしそんなに暑いのなら日陰で休めば良いのにと人間の浅知恵で思ってしまいます。
他にも何か事情があるのでしょう。
最後は写真のシャッターを切っている間に飛び立つシーンを撮り損ねてしまいました。
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