2008年6月上旬
雑木林に立つ案内板の裏側をガリガリ齧っていました。
巣材を集めているのでしょう。
時期的にまだ創設女王ではないかと判断しました。
マクロモードに切り替えようと撮影を中断した隙に飛び去ってしまいました(ありがちな失態...)。
映像がいまいちで別アングルも無いのでモンスズメバチと迷いましたが、キオビホオナガスズメバチ女王(本州亜種;Dolichovespula media)と「虫@ふたば」掲示板にて教えてもらいました。
wikipediaによると「ホオナガスズメバチ属のスズメバチは(中略)クロスズメバチ属や大型のスズメバチ属のように、巣材を枯れ木や朽木の木部繊維中心にではなく、アシナガバチ類と同様に枯れ木、枯れ枝の靭皮繊維から採集するため、巣はもろくなく強靭である。」
【追記】
松浦誠『社会性ハチの不思議な社会 (自然誌選書)』という本の口絵写真p6に、「枯れたヨモギの茎の繊維を集めて巣の材料を作るキオビホオナガスズメバチの女王」と題した見事な生態写真が掲載されていました。
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