2008年7月下旬
林道を低空飛行で往復するスズバチ(Oreumenes decoratus)をこの時期よく見かけます。
二匹が出会うと内輪もめの小競り合いが生じるのが気になっていました。
今回は路上でのんびり身繕いしている個体にもう一匹が飛び掛ってきました。
後半は1/5倍速のスローモーション。
縄張りがあるのでしょうか。
それとも餌と誤認したのか、交尾行動なのか(そもそも私にはスズバチの性別が見分けられません※)。
※【追記】スズバチは頭盾の色がやや薄いのが♂だそうです。♂の触角はカールしないらしい。
気になることが次々に出てきます。
コマ送りで確認すると攻撃側は電光石火、毒針を使っているようにも見えますが、定かではありません。
やられた方も無事に飛び去りました。
互いに労働寄生(盗み寄生)することが知られているサトジガバチ♀もしょっちゅう喧嘩しています。
もしかすると、スズバチも同様の労働寄生が密かに横行しているのかもしれない…と妄想してみる。
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