2010/12/16

ベッコウハゴロモ成虫



2010年8月中旬

イチジクの幼木の枝にベッコウハゴロモRicania japonica)を発見。
前翅を屋根状に畳んで止まります。
ときどき翅を左右交互に傾けるのは何かの示威行動なのだろうか。
現場では口吻を枝に刺して吸汁していると思い接写してみたのですけど、アングルがいまいち。
口元に見える細い構造は口吻ではなくてただの前脚ですかね?
ちなみにイチジクの木は枝葉を折ると白い乳液が出ます。


【追記】
森島啓司『ものまね名人 ツノゼミ (たくさんのふしぎ傑作集)』という子供向けの本を読んでいたら、次の記述を見つけました。
日本には、タラノキなどにつく、ベッコウハゴロモという虫がいるが、その虫は、同じようにロウのようなものを出す。(p19より引用)
確かに、現場の近くにはタラノキが植栽されていたのを思い出しました。



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