2011/01/17

続・コクロアナバチ♀の観察



2009年8月下旬

個体識別のマーキング(白)を施した翌日に竹筒トラップbの様子をまた見に行ったら、同一個体のコクロアナバチ♀(Isodontia nigella)と再会できました。
蜂は別の場所に置いた竹筒トラップcにも飛来して興味を示しました。
新しい巣穴を探しているのだろうか※。
私が昼食でこぼした蜂蜜が付いた材木を見つけると少し舐めていました(00:43)。
しばらくして営巣中の竹筒bに戻ると、中で何か作業をしていました(帰巣シーンは撮り損ねた)。
珍しく途中で頭から先に出てきたので、作業内容が変わったのだろうか(産卵?)。
竹筒を見ながら定位飛行をしてから出巣するのは前日と同じ。
残念ながら、コクロアナバチの姿を見たのはこの日が最後でした。
続きはまた来年。

※ この時、竹筒の側面から寄生産卵しようとしているシリアゲコバチ♀がちらっとだけ写っています(00:35 - 00:40)。
この竹筒にはシリアゲコバチの寄主であるツツハナバチが春に営巣しているのです。
 


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