2008年5月中旬
「見ろ、クモがゴミのようだ!」
クローズアップ写真をうまく撮れなかったのですが、目視では多分いわゆるゴミグモ(Cyclosa octotuberculata)の幼体だと思います。
常にゴミリボン上で歩脚を縮めて潜んでおり、突起の多い体も色もゴミと紛らわしい。
この個体はゴミ屋敷で食事中でした。
食べ滓、脱皮殻、網に引っ掛かったゴミなどを大切に集めるクモで、網を張り替えるとゴミリボンごと新しい網に移すそうです。
【追記】
『田んぼの生きものたち:クモ』p28によると、ゴミグモの仲間が張るのは「偽装円網」と呼ばれるらしい。
網の中心付近に食べかすや脱皮殻、ゴミなどを並べて、クモ自身もその中に潜んでいる。
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