2008年6月下旬
雑木林を飛んでいたスズメバチがオニグルミの幹に止まりました。
巣材採取や樹液舐めではなくて、身繕いしているだけのようです。
最後は飛び去り終了。
映像や写真からスズメバチの検索表に従って以下の形質からキイロスズメバチ(Vespa simillima xanthoptera)とすっきり同定できました。
- 腹部の末端の色が黄色
- 頭部を上から見て単眼の周りの色が黒色
- 胸部の後ろにある一対の小楯板の色が赤褐色
- 本州なのでケブカスズメバチではなくてキイロスズメバチ。
肥えている(腹部が胸部よりより太い)個体なので、最近羽化した第一陣のワーカーではなくて女王蜂らしいと教えてもらいました。
似ているキオビホオナガスズメバチ女王は腹部の上から二番目の黒い部分がホームベース型(五角形)なので見分けられるそうです。
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