コガタスズメバチ女王の外被作り開始
2010年6月上旬・気温25℃
コガタスズメバチ(Vespa analis insuralis)初期巣の定点観察。
育房数は7室となり、前日から2室増設されました。
外被の建築も始まりました。
創設女王の仕事の早さには驚くばかりです。
外で巣材を集めて帰巣すると女王は巣盤下に止まり、しばらく巣材ペレットを噛みほぐしこねています。
作り始めの外被の縁に巣材を付け足し、大顎で粘土細工のように薄く延ばしていきます。
左右の触角で外被を両側から挟むように触れつつ後退しながら作業を進めています。
厚さを測っているのだろうか。
ろくに休む間もなく、次の巣材集めに飛び去ります。
(つづく)
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