2011/03/21

イチモンジチョウ成虫の羽化



2007年6月上旬

飼育していたイチモンジチョウLimenitis camilla)が6/2朝に羽化しました(室温24℃)。
蛹の変態期間は9日でした。
蛹からの脱出は見逃したものの、翅伸展は思ったよりもあっという間でした。
本当は羽化の過程を微速度撮影したかったのですけど、準備が間に合いませんでした。
タテハチョウ科は前脚が退化しており、一見すると昆虫なのに四本脚に見えます。
ゼンマイ状の口吻はもともと左右二本に別れており(二枚舌)、これをクルクルと曲げ伸ばしする内に何時の間にかジッパーのように繋がり一本の管になります(生き物の不思議に舌を巻きます)。
幾つになっても昆虫の変態・羽化を目の当たりにすると深い感動を覚えます。

(シリーズ完)


0 件のコメント:

コメントを投稿

ランダムに記事を読む

  • キブシつぼみの開花運動:雄花序【7200倍速映像】03/07/2020 - 0 Comments
  • 誇示行動として巣上で羽ばたくキボシアシナガバチ♀10/09/2015 - 0 Comments
  • 柳の葉で休むモンシロチョウ03/10/2018 - 0 Comments
  • 川面で羽繕い後に潜水するカイツブリ(野鳥)01/11/2019 - 0 Comments
  • ウグイス♂の鳴き声♪を声紋解析してみる【野鳥】08/05/2012 - 6 Comments